とある日、MiRACLEに1通のメールが届く。彼女の上司であり愛人である重役からだった。「自分の可愛がっている愛奴を調教して欲しい。」というMiRACLEからすれば珍しくない内容。極めて事務的にその愛奴の画像を送られたしと返信。しかし、ほどなくして送られてきた画像を見て色めきだつ。美人であるのだ。そして、とんとん拍子に話は進み撮影は決定。愛奴だけを向かわせる…「はいOKです」撮影の終わりを告げるカメラマンの声。だがそれは、めくるめく陵辱の動機となる。快楽の余韻に浸っている美代子に忍び寄り、男はスタンガンのスイッチを押した。バチバチィッ!首筋に電流を受け、意識を失った美代子を、別室へと引きずっていく。心ゆくまで犯すために・・・。「彼女を滅茶苦茶に犯して欲しいんです…。 だけど僕から美代子には、撮影は緊縛調教だけだと…再び気を失った美代子が次に目覚めた時、彼女はコンクリートが剥き出しの屋内にいた。殺伐とした場所だった。おそらくは、廃墟となったビルの一室であろう。その景観だけで肌寒さを感じさせるほど、漂う空気は重く冷たい。両腕を天井から“Yの字”に鎖で吊るされた美代子の身体に、男達が鞭を浴びせる。「起きろ!」男の声が、ウィッピングの乾いた破裂音と共に響き、美代子の身体は“く…
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