今年の春先の話。
彼女と知り合ったのはまだ制服時代の頃。 家の門限が厳しく大学進学の為に勉強に明け暮れ、それでいて家の諸事情で家事や買い物なども全てこなす健気な彼女。 当時はいつも18時頃になると友達とどんなに盛り上がってても
「私、そろそろ帰るね」
と言って颯爽と帰る彼女の姿を今でも覚えている。 帰る時なんか薄化粧なのにわざわざ落としてピアスを外して友達に預けて帰ってたもんな。 今思うと家では優等生の長女を必死に演じていたのかもしれない。
昔から可愛かったけど門限が絶対!! みたいなところがあって中々彼女にもう一歩踏み出す機会がなかった。
たぶん制服時代、彼氏とかいた時なかったんじゃないかな・・・。 浮いた話一度も聞いた事ないし。
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