春を感じるこの季節ふと彼女の事を思い出した。 最後に会ったのは彼女がまだ制服を着ている頃の事だった。
大学に進むと言うことは知っていたので今年順調にいけば大学生になってるはず。 何かお祝いでも・・・と言う口実で彼女と会うことになった。
当日久しぶりに彼女に会うと、天真爛漫で愛嬌抜群の彼女。 制服こそ着てはいないが相変わらずの幼さない雰囲気は以前と変わらず可愛いままだった。 それでいてニーハイのブーツにレザーのショートパンツと言うハードな組み合わせ・・・。 幼さを隠したいが故の背伸びなのか、その服装と可愛らしい見た目とのギャップが中年の僕にはたまらなく興奮する服装に見えてしまった。
根っからのイジられキャラな女の子なので終始ちょっかいを出したくなってしまう。 路上だと言うのにたわいもない話で盛り上がった。
一緒に歩いているとお洒落な猫カフェを見つけ衝動的に彼女と入ってみた。 人間には誰からでも好かれる様な彼女だが、一向に猫が近寄ってくる気配がない。
それを感じ落ち込む彼女。
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