彼女に初めて会ったのは一昨年の夏だった。
彼女は僕が通うエステの受付嬢をしている。 しばらく足を運んでなかったので久しぶりに行ってみる事にした。
しばらくぶりにも関わらず、彼女は僕を見つけると 「あっ!お久しぶりです!今日も外は暑いですね」 向こうから満面の笑顔で声をかけてきてくれた。
いつもは数名いるはずの受付なのだが彼女だけになっていた・・・。 察するにこの世の中の状況で、辞めざるをえない女性がいたのだろう。 いつもは活気がある店内だが、この日はシーンとした感じだった。 が、そのお陰で彼女と距離を縮める事ができたので僕に取ってはラッキーでしかなかった。
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