夫に蒸発され淋しさのあまりに酒におぼれる毎日を送る由貴。そんな母親由貴の体を気使う一人息子の強。下着姿で二日酔いの為台所で水を飲む由貴の姿を目撃する強、その視線の先にあるものは…。そんな息子強の心の中を感じる事などなく、酒に日々を送る由貴。その中の節々で見せる、息子強の変質的まなざし…。母親の入浴中、トイレの中、自慰する姿までもが強の目の中に強く焼きつく!そして一人自分の部屋で母を想いながらの自慰行為、又それを偶然目撃する母親由貴。困惑する中で酒を飲む由貴に何事もなかったかのように気使う強に、由貴はついに女としての口を開いた。「母さんの事好き?」「何考えてるの?当たり前だろ母親なんだから!」「違う女として好き?」この瞬間血の繋がった親子は、一人の男と女へと変貌した…。「母さんとずっと一緒にいてくれる?」「当たり前だろ」禁断の実を口にした由貴と強の行き着く先は…。母性という本能が支配する背徳の世界なのか…。
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